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千葉市の「市民版・生物多様性戦略」づくりのご協力のお願い
※YPPとは「谷津田プレーランドプロジェクト」の略称です。詳しくは谷津田保全のページをご覧ください。 最近の話題ちば環境情報センターからのお知らせや活動報告です!
昨日から一転して肌寒い曇り空になりました。この日の観察会のテーマはニホンアカガエルの卵塊調査と卵の観察です。調査した田んぼは、YPP田んぼ、マイ田んぼ、花澤さん田んぼ西側、花澤さん田んぼ西側の4か所です。今年は2月12日の夜に産卵が始まったことがはっきりしています。1回目調査と(2月19日)と2回目調査の(2月26日)の合計の卵塊数は150個でした(消失した8個も含む)。 これは異常な少なさです。今回、卵塊数が増えることを期待したいところでしたが、結果は51個でした。これまでの合計で201個となります。残念ながら挽回できてはいないようです。 卵塊調査の後は、産卵後間もない卵と、卵塊から出たばかりのオタマジャクシの観察をしました。実体顕微鏡2台を使い、永年、高校生物の教鞭を取ってこられた高橋久美子さんに解説していただきました。オタマジャクシの外鰓(がいさい)が見えたことや、たまに動く姿が興味を引いていました。これが将来カエルになるのは不思議な気がしました。 本日、見られた花はセイヨウタンポポ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、タネツケバナ。鳥は、ノスリ、シジュウカラ、ウグイス、ジョウビタキ、コジュケイです。ウグイスはさえずりのホーホケキョが盛んに聞こえました。コジュケイもまだへたくそなチョットコイチョットコイでした。アカメヤナギの芽が膨らんでいました。 参加者13名(大人9名、学生2名、小学生2名)
急遽、ニホンアカガエルの卵塊調査をすることにしました。今年の産卵の初日ははっきりしていて2月12日の夜です。その日の日中、私は所用でYPP田んぼに行きましたが、その時は卵塊はゼロでした。マイ田んぼも同様でした。 翌日の13日の朝、メンバーの田村さんから卵塊があるとの報告がありました。マイ田んぼとYPP田んぼで50個くらいありそうとのことでした。これで産卵の初日がわかりました。卵塊調査の結果、YPP田んぼに53個、マイ田んぼに33個、花澤さん田んぼに45個、合計131個という結果でした。最近はウシアエルやアライグマによる食害の影響が心配されます。これから3月まで産卵は続きます。今後の卵塊数の増加を切に望みます。 卵塊調査終了後、休憩をはさんで谷津田畑作り(YHP)をしました。この日はジャガイモの種イモの植え込みです。畑の上にひいたマルチシートに等間隔で穴をあけ、その中に種芋をいれていきます。スタッフの適切な指導の下、分業体制であっという間に植え込みが終わりました。6月の収穫が楽しみです。 報告;平沼勝男 参加者11名(大人7名、小学生2名、幼児1名)
とうとうYHPが動き始めました。YHPとは谷津田畑プロジェクトの略。下大和田の森に畑を作り、サツマイモやジャガイモなどを作るという計画です。いつの間にかプロジェクトの名前ができていました。場所は東屋の後ろの台地の上、東電により木を伐られてしまったところです。 朝、スタッフが話し合って、畑を作る場所と大きさなどの詳細を決めました。順次集まってきた参加者にその日の作業の説明して開始されました。 3台の刈払機で畑予定地への通路の確保と整備をしました。東屋のすぐ横の台地に上る階段はその先が延びてきた草でゆく手を遮られていましたが、通れるようにしました。刈り終わると、参加者は手に鍬やスコップをもって開墾の開始です。いつもは田んぼで鍬をふるいますが、この日は台地の上です。皆さん楽しそうです。土も問題はなさそうでした。 この日は記録的な寒波が近づいてきているということで気温が低く3℃でしたが、それでも皆さん暑いと言っては上着を脱いで開墾に精を出しました。台地の下では伊瀬戸銘木店さんのお二人で、谷津の森の土壌改善の作業を行っていました。水の流れを地表から地下に変える作業だそうです。台地に通じる階段の整備もして頂きました。 報告:平沼勝男 参加者11名(大人9名、小学生2名)
年末から晴天が続き連日のように乾燥注意報も出ていたのですが、この日に限って雨。弱い雨ですが昨夜から降っていました。中止にするかどうか悩みましたが、10時から11時にかけては降らないという予測をたて、また続々と集まる参加者の皆さまのお顔を見て、スケールを小さくして行うことにしました。 東屋のビニールシートのひさしを広げ、その下で火おこしをしました。通常湿度の高い日は火おこしは難しいのですが、この日は性能のすぐれた火おこし器と超絶的な火おこし技術により難なく成功。無事にどんど焼きをすることができました。天候を考えて場所は田んぼ、かまど2台で行いました。お正月飾りやしめ縄、書初めなどをお焚き上げしました。 参加者が持ってきてくれたマシュマロやソーセージを火であぶり、美味しく頂きました。久しぶりに燃える火は楽しいですね。昨年の大福帳の表彰式、弓矢遊び、谷津田運動会のボートレース等も行い、短い時間でしたが、集まった皆さまと楽しい時間を過ごすことができました。今年も良い年になりそうです。 参加者27名(大人18名、中学生1名、小学生6名、幼児2名)
冬鳥を求めて、鹿島川合流部まで真冬の谷津を散策しました。最近は野鳥の数がめっきり少なくなりましたが、千葉県内のほかの場所でもこの現象が起きているようです。皆さんの地域ではいかがでしょうか。 抜けるような青空の下、大きな群れは見られませんでしたが、カシラダカやアオジがアシ原から飛び立ったり上空をノスリが舞ったり、参加者は今年初めてのイベントを満喫しました。 午後は1月14日実施予定の「どんど焼きと昔遊び」会場である「わいわい広場」の草刈りを実施しました。 観察した野鳥16種:セグロセキレイ,カシラダカ,ジョウビタキ,アオジ,カワラヒワ,シジュウカラ, ハシボソガラス,ハシブトガラス, ヒヨドリ, エナガ, ウグイス, ノスリ, コゲラ,キジバト,メジロ,アカハラ 参加者18名(大人12名、専門学校生1名、高校生1名、小学生4名) |
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