ちば環境情報センター
2000.6.5 発行    ニュースレター第35号

代表:小西由希子


目次
  1. 遺伝子組み換え食品と私達の生活
  2. ちば環境情報センター「第3回サポーター研修会」
  3. な〜んて谷津田 8 「下大和田谷津」−千葉市緑区−  
  4. フッ素と虫歯 

遺伝子組み換え食品と私達の生活

佐倉市 小高 純子

1996年春頃、遺伝子組み換え食品を厳しい安全審査もなく厚生省が承認しそうだとの情報が流れ、 生協,消費者団体が結束して抗議集会を開き、厚生省,農水省に請願を提出しました。 このとき不安をいだき署名したのは23万人だそうです。しかし、同年9月に厚生省は 除草剤耐性の大豆や害虫抵抗性のあるジャガイモなど7品目を承認してしまいました。 消費者は知らないうちに、輸入品に含まれる遺伝子組み換え食品を口にしてしまうというのが現状です。 食糧自給率の低い日本では、世界で一番食する可能性の高い国民になってしまいます。
土の中にいる細菌で特定の除草剤の効果を失わせてしまう酵素を作るものがあります。 その酵素を作る遺伝子を、細菌から取り出して大豆の細胞に組み込んだのが除草剤耐性の大豆です。 どうやって遺伝子を取り出すのかとか、もっと詳しい組み換え技術について知りたい方は科学評論家、 渡辺雄二さんの著書を読んでください。
実質的同等性という安全基準
アメリカで最初に消費者の前に登場した遺伝子組み換え作物は、モンサント社のフレーバーセーバートマトといって しなびにくい性質をもっていました。ところが、消費者は気味悪がって全然売れませんでした。 なぜ、アメリカで簡単に遺伝子組み換え作物が店頭に並んだかというと、異種の遺伝子が組み込まれていようとトマトはトマトである。 これが実質的同等という考え方で、特に遺伝子組み換え作物だからといって新たな安全基準はいらないとされてきました。 日本の厚生省もやはり実質的同等という安全基準の上でとらえています。しかし本当に安全かというとそれはわかりません。 問題は、 4月30日の農業新聞に、ファーストフード世界最大手の米国マクドナルド社が、 フライドポテトの納入業者に対し遺伝子組み換え(GM)ジャガイモを使用しないように養成した。 マクドナルドにフライドポテトを納入しているJRシンプロット社は、 契約農家にGMジャガイモの栽培中止を求めている。その他の外食産業からも同様の要請があるとしている。 という記事がありました。なかなか市民運動をして報われることは少ないのですが、ちょっと元気の出るニュースでした。

ちば環境情報センター「第3回サポーター研修会」

2000年5月27日、ちば環境情報センターの第3回サポーター研修会が実施されました。 今年もまた、すばらしい人との出会いとつながり,新しい発見があった有意義な研修会となりました (4,5ページに関連記事あり)。

今年の活動目標は・・・ 参加者一同

な〜んて谷津田 8 「下大和田谷津」−千葉市緑区−  

                              千葉市若葉区 林 理

千葉・東金有料道路中野インターチェンジ近くの千葉市緑区下大和田の谷津は、奥行き1,200m,幅110m,面積約13.2haの鹿島川の上流に位置する自然豊かな谷津です。ただ、原風景的には40年ほど前と変わりませんが、その実質はかなり変化をしています。
たとえば、現在この谷津田で米作りをしている農家はほんの数軒にすぎません。私の家でもこの谷津田で米作りをしてきましたが、2年ほど前にやめました。その理由として、購入するよりも生産コストが高いこと,労力的にかなり困難を伴うこと等があげられます。この耕作田の水路にかろうじてメダカ,フナ,ドジョウ,スジエビ,アメリカザリガニ,タニシ,カワニナ等の水生生物が棲息しています。放棄田にはヨシやセイタカアワダチソウなどの雑草が生い茂り、マムシやヤマカガシなどは虫類の巣窟と化しています。
40年前はといいますと、谷津田一面、風にそよぐ稲が波紋のような景色を奏でていました。水路や田んぼでは、ウナギやモクズガニ等を捕まえることができ、フナやドジョウ,メダカ,アメリカザリガニなどは絶対数や大きさにおいて今では考えられないくらい棲息していました。また、谷津田の斜面林や涵養林は燃料にマキを使用していたため整然と手入れが行き届いて、春ともなればフキ,タラノメ,ワラビなどの山菜が豊富に採れ、キンラン,ギンラン,ヤマユリなどの野草が百花繚乱のごとく咲き乱れ、夜ともなれば庭で耳を澄ますとかエルの大合唱が聞こえてきたものです。さらに、秋にはトンボやバッタ,イナゴの乱飛に驚かされたものです。これらの想いでは今となっては夢の一コマになってしまいました。

谷津を流れる土水路(4月2日) 土水路に入ってシジミとり

この変化の要因は何かと考えてみますと、いくつかあげられると思いますが、経済成長に比例して田んぼや山林の荒廃が進行し、生物の生態系に障害をきたしたことが最大の要因と思われます。私も地元の一住民としまして責任を禁じ得ませんが、現実問題としてなかなか厳しいものがあります。
ただ、幸いにもこの下大和田の谷津は産業廃棄物や残土処分場となることなく、将来的には谷津田の南側に大規模団地の計画が進行中であり、今後どのような形で谷津田を保全していくのかが課題となり、保全と開発のモデルケースの一つとして大いに期待しています。
アクセス
中野操車場へはJR千葉駅I番バス停発 ちばフラワーバスで約40分,520円(発車時刻 9:05 9:20などが便利)。
谷津田へ行くには操車場前のラーメンショップ東の細道を下っていくと5分ほどで谷津田へ出る。
ちば・谷津田フォーラムが毎月1回、観察会とゴミ拾いを行っている。詳細は、ちば環境情報センターまで問い合わせてください。


フッ素と虫歯 

市原市 南川 忠男

日本の12才児の虫歯保有率は世界最悪で、諸外国のように減少できず、ほとんど改善の傾向のないまま今世紀が終わろうとしています。一人当たりの砂糖の消費量は米国40kg,英国30kgに比べ日本は23kgと低いが、虫歯が多い原因は水道水へのフッ素注入が無いからだと言われています。
すでに世界36カ国でフッ素注入は実施されております。1.5ppmの注入は健康に悪影響を及ぼさないことがこれらの国で実証されているので、白斑歯やダウン症の原因になるのではと心配されたが相関はなかった。フッ素注入は世界的に広がっており、シンガポールや香港は100%の実施率で、マレーシアは70%です。
フィンランドでは第二次世界大戦後虫歯を含めた歯科医療費の増大の負担にあえぎ、国を挙げて取り組み、まず水道水へのフッ素注入を開始し、虫歯の数が減り医療費は半減しました。しかし、フッ素注入などの予防費も同じくらい増え、全体ではトントンだそうですが、国民はわずらわしい歯医者通いから解放され、より健康な生活をおくれるようになっております。
翻って日本の平成9年の歯に関する医療費の合計は2兆5346億円(全医療費は約28兆円)にも上っています。フッ素は地殻中に13番目に多く存在する元素で、食べ物にも含まれております。特にお茶の葉はフッ素を濃縮するので、煎れたお茶にはフッ素が0.7ppm含まれます。(鹿児島のお茶が一番高い)食後のお茶が虫歯を予防するのは、歯間の食べカスを洗い流す効果に相まって、このフッ素の効果だと考えます。私の田舎はお茶所で長い間町には歯医者は1軒しかなかった。食事をすると口内の歯垢に住んでいる虫歯菌ミュータンスが活動を始め、糖を代謝して歯を溶かす酸が副生し、口内のpHが下がりはじめ、5.5を切ると歯のミネラル成分が溶け出します。また、歯の表面はネバネバしてきます。
歯磨きをしても菌は1平方mmあたり1万個以上が残る。溶けてもしばらくすると分泌される唾液の中に含まれるミネラルや燐酸,フッ素によって再石灰化が促進され、歯は元に戻ります。
歯は隣酸カルシウムなどで構成されていますが、唾液中にフッ素が多くあるとヒドロキシルフルオロアパタイトを作り、虫歯菌に侵されにくい強い歯になります。唾液の中に多くフッ素があれば強い歯が出来て虫歯になりにくいので水道水にフッ素注入が外国では行われている。食後にキシリトールガムを噛むと良いと言われているのは唾液の分泌で口内pHを早く上昇させているからだと言われています。
普通3度の食事と2回の間食では虫歯にならないのですが、ずっとキャンディをなめたり砂糖入りコーヒーを何度も飲んだりしていると再石灰化の時間が短くなり、回復が遅くなるので虫歯になります。米国は州ごとに条例を作りフッ素注入を拡大してきており、最も新しくフッ素法を成立させたのはカリフォルニア州で、女性州議員や女性市議員の活躍が成立に貢献しました。日本では一部歯科医(国内に歯科医は7万人)の反発やこのような情報があまり市民に知らされていないため、何も改善がおこりません。一方で、昨年10月にフッ素の環境基準が従来のほぼ半分となりやがて工場などからの排出基準も同様に現行規制値の半分になっていく予定で、規制の厳しさは世界一ですが、水道水にはフッ素注入はされておらず、虫歯人口は世界一です。


ちば環境情報センター「第三回サポーター研修会」に参加して

松戸市 佐藤  実

日時:平成12年5月27日
場所:ちば環境情報センター
時間:Am10:00〜Pm20:00
 私は、数ヶ月前に会員登録し、はじめての参加でした。新八柱から西船橋経由で千葉駅までゆき、駅から徒歩で通りの景色を眺めながら約10分程で着きました。所要時間は、1時間10分で、予想より50分も早く到着です。
中央公園の前を過ぎて左折し、しばらく歩いた通りのそれらしきビルの入り口で、素敵なお嬢さん(伊原さん)がパンフレットの飾り付けをしていて、たずねてみるとそこがまさしく研修会場でほっと一安心です。事務所では田中さん小西さん福満さん南川さんが打ち合わせの最中でした。つぎつぎと参加者が集まり総勢17名、そしていよいよ10時から下記のスケジュールではじまりました。

  

スケジュ−ル
10:00〜10:30(30分) アイスブレーキング 田中
田中さんによるピーナッツ発熱量試験で水の昇温問題は参加者全員をクギづけにし、次にペアーを組んでの小道具を使った感覚テストは、互いの連帯感を深めていきました。会場の緊張感が和らぎ、リラックスした雰囲気で次ぎに進みました。
10:30〜11:10(40分) 活動事例発表
    自転車通勤ネットワーク  岡崎、南川
    広報活動支援       伊原
    ECO バザー        小西
    マネークラブ        平田
    谷津の保全         田中
 11:10〜12:00(50分) 自己紹介・グループ分け
参加者全員で自分が何をやりたいか紙に書き込み公表します。多い人で4件ぐらい平均で3件/人のほどでしたが、私は何をやりたいのか、何ができるのか混乱して一枚も提出できませんでした。
12:00〜13:00(60分) 昼食・アピールタイム
12:00〜13:00(60分) リフレッシュタイム   古川
近くの公園でフィールドワーク:古川さんから目をつむ
ってどんな音が幾つ聞こえますか?あらためて聞くことに意識した思いでした。次に公園内で自然の未来からの贈り物を見つける課題は、例題に感心してしまいプレッシャーが大きくなりました。ペアーの籠谷さんから立派な手紙を戴きました。お返しの手紙は愚作でごめんなさい。自然の中のちょっとした変化にいかに鈍感かを実感しました。
14:15〜14:45(30分) グループ討議(やりたいこと)
各自の記入した紙を分類して大まかにくくり、4項目になりました。そして各自が集まり4グループができあがりました。
14:45〜15:05(20分) グループごとでまとめる
15:05〜15:35(30分) 発表(やりたいこと)
各グループで討議がはじまりました。私が参加させて
頂いたグループは総勢5名でした。はじめに会の名称や活動の目標など様々な意見を、大槻さんが要領良くまとめてくださり立派な形に仕上がりました。そして発表も素晴らしく感心しました。
15:35〜16:15(40分) 問題点・今後の活動(具体案)
発表後、グループに分かれて今後の大まかな活動方針や日程など話し合いました。活動内容は、
・まちづくり情報ネットワーク
・谷津田の保全
・おやこで環境
・自然を食べる会 ENG
16:15〜16:55(40分) 発表
 各グループの発表にはそれぞれの雰囲気と個性があり、とても楽しく興味をかき立てられました。
17:00〜20:00(120分) 懇親会
 研修途中の参加者もあって総勢22名ほどで懇親会が始まりました。食材の差し入れがあったり、野草を摘んで天ぷらにするなど、美味しくて豊富なメニューがビールの消費を加速させ、環境に関する話題を盛り上げていました。
最後に、今回のサポート研修会に参加させていただき、様々な手法と工夫に驚きと同時に感心し、そして参加者全員の心暖まる思いやりと優しさを感じました。ちば情報センターの会員になって良かったと感じる一日でした。


季節からの招待状

午後最初のプログラムは野外でのリフレッシュタイム

参加者が二人ずつペアになり、千葉神社の公園で見つけた自然物になりきって、次の季節からのメッセージを手紙にして相手に渡しました。題して「季節からの招待状」・・・

私は毛だらけの毛虫です。さなぎになってちょうになったら本格的夏の到来です。私のかれんな姿をまた見に来て下さいね。 南川さんへ 一本の木からの手紙 なんだか最近とてもからだがあたたかい。動けないけどじっとしていられない。枝を伸ばし、葉を広げて思いっきり光をあびたい。日陰をつくっちゃうけどごめんね。中村より
佐藤さんへ 今日はあいにくとくもり空です。でも年々温暖化の影響で暑い想いをするより、ガスってこのようなくもりの日の方が良いかもしれませんね。あ、申し遅れました。私は夏を待つこの空です。もうすぐ夏になります。そうすると真っ青な空と白く輝く雲を佐藤さんにお見せすることができるでしょう。でも、それをお喜びいただけるかどうかはわかりませんが・・・。 平田さんへ 私は公園の銀杏です。夏には実をつけます。そのとき見においで下さい。酸性雨にもめげずがんばっています
大槻さんへ 僕は梅です。花の季節はとっくに終わって、今は実を大きくしているところです。すっぱいといわれているボクの実ですがアリさんのおさんぽコースになっているみたいです。もう少ししたら大きくなったボクの実で梅酒をつくってみてください。とてもおいしいものが出来ると思います。楽しみにまっててくださいね。 大のより ぼくはテントウムシの若者です。今は背中に硬い毛が生えていて、ちょっと気味悪いけど、夏になればつるつるできれいな模様になります。それまで元気で待っててね。ぼくも鳥なんかに食べられないように注意するからね。岡崎のお兄さんへ テントウムシの幼虫より
夏のお誘い 東様 木陰で一杯やりましょう 平田 私は新緑のこずえを吹きぬける風です。夏に向ってのびる「ツタの新芽を」ゆらし成長をすこしお手伝いしています。
新緑のけやきより夏のお誘い あつい日射しの中、私の木陰にさざめくそよ風。小鳥たちのさえずり。千葉神社の荘厳な雰囲気。駅から歩いて10分の便利さ。少し車の音がきこえるけど、私の下でいこいのひとときをどうぞ。 夏の暑いときには、エアコンの効いた部屋にいるより、私たちの大きく開げた枝葉の下で、ボーッと空を眺めてください。きっと元気になりますよ。「大きな木」より
伊原さんへ 私はけや木です。春の柔らかな緑はいかがでしたか?貴女の心を少しでも柔らげることができたでしょうか?夏になると私はもっと力強い緑になります。そして今度は貴女の疲れた体をなぐさめてあげたい。それまで待っていて下さいネ。 高嶋さんへ 「次の春からの招待状」私はタンポポの綿毛です。花が終わって、綿毛にこれから遠くへとんでいきます。来年の春、またどこかでお会いするのを楽しみにしています。どうぞまた。
おおのさんへ 2K・5/27 大槻憲昭 夏からと私からの招待状 水音のそばで、知っている花の名前を数えました。ヒメジオン,シラン,セイヨウタンポポ,ペゴニア,ツツジ,ドクダミ。今私に名前がわかるのはそれくらいしかありません。夏になったらここでおいしいビールを飲めるといいね。そのときは、もう少し花の名前がわかるようにしたい。多くの季節と人に出会うことが楽しくなった。49歳より。 小西ゆき子様 私はさっき十数人の大人たちが目をつぶって立っているのを、木の上から見ていましたよ。私の姿はちょっとみにくいけれど、木につくアブラムシをもりもり食べる働き者です。もうすぐさなぎになります。親になるとカワイーといわれるテントウムシになるのです。公園の緑を大切にしてね
僕はありんこです。僕らは黒いから暑い夏はやけこげそうだけど、でもやっぱり夏は大好きです。今年も元気いっぱい動きまわるんだ! ふくみつさんへ 古川さん、蝶々はきれいで、ゆうがでいいですね。私は働くばかりの真黒い蟻です。今は少ししかいませんが、夏には沢山の子供や孫がふえるので一族皆でお迎えにあがります。
井口さんへ こんにちは。私は一年中、そして日本中どこにでもいるちいさなちいさなアリです。ただちょろちょろあるいているだけ・・・と思われるかもしれませんが、実はえさをさがしていっしょうけんめいなんです。私たちアリは小金も大金も必要ないけれど、さむーい冬をこすためのたべものが必要なんです。今はゆっくりお相手できないけど、寒くなったら家に遊びにきて下さい。おいしいお茶ととっておきのおかしを用意してまっています。"かんきょう"のお話なんかいいですね。それではお互い暑さに気をつけましょう・・・。

旅と環境 その1「ゴミ捨て場ジャパン」 

千葉市稲毛区 平田 和博

旅は楽しい。おいしい物を食べ、珍しいものを買う。好奇心丸出し、興味津々大いに結構。私も旅が好きなほうで、お金と相談しながら出掛けている。このところ環境に興味を持って旅することにしている。
国内、国外を問わず旅に出ると、日本人はよく土産を買う。それが珍しいものであってもなくても、いくつも買う。土産を知り合いに配ることで社会生活を円滑にしているという奥ゆかしい心遣いなのだ、と私は考えている。しかし、それらの土産はもらってもすぐゴミ箱に捨てられるか、そのうちゴミ箱行きとなる。すなわち、人々は旅をして、えっさえっさとゴミを買ってきていることになる。バス旅行で、途中景色も見ず寝ていて、ドライブインに着くと張り切って買い物する光景をよく見る。日本人の旅行は買い物ツアーなのだ。
一昨年度、海外旅行者は千六百万人であった。添乗員や現地ガイドの話によると、観光客の買う土産は1日当たり1sで、多い人は旅行中に20sも買うそうだ。買った土産の平均重量を5sとすると、年間八万トンものゴミが国内に持ち込まれていることになる。その量は千葉県の約8%に相当し、その処理費は約30億円という巨額になる。
ゴミ捨て場がなくて困っている狭い日本に何で世界中からゴミを集めているのか、考えてもらいたいものである。でも、熱い眼差しでショーウインドの中を見つめているご婦人を見ると、駄目のようだ。


お知らせ

2000年度研修会実践活動 第1弾!!

5月27日の研修会で話し合ったことを具体的に実践します。連絡先はちば環境情報センターです
1.谷津田の保全
 「谷津田に行って観て聞いて語ろう」
 日時:7月8日(土)10:00〜14:00
 場所:千葉市緑区下大和田谷津
 集合:中野操車場10:00
 持ち物:長靴,弁当,ゴミ袋(雨天でも実施)
 内容:谷津田の自然観察と自然農法の勉強会
2.まちづくり情報ネットワーク「予備勉強会」
 日時:2000年7月15日(土)10:00〜
 場所:ちば環境情報センター事務所
3.おやこで環境
 「夏休み子ども環境講座」にスタッフとして参加し、実践活動を行う。
  詳細は、右記にある通り。
スタッフ大募集!!

夏休みに柏の葉の「さわやかちば県民プラザ」で行われる「夏休み子ども環境講座」を、今年もちば環境情報センターが企画・運営することになりました。
草木染め,魚採り,プランクトン観察,天体観測,調理などお手伝いをしてくださる方を募集しています。環境学習に興味のある方、実践の良い機会です。
ふるってご応募ください。
日時:7月29日13:00〜30日15:00(一泊二日)
場所:さわやかちば県民プラザ
応募資格:熱き心の人
連絡先:ちば環境情報センター
    TEL&FAX 043-223-7807
ちば・谷津田フォーラム勉強会
「調整池と自然保護」
環境を保全した調整池のあり方,関係法など中村俊彦氏(千葉県立中央博物館,ちば谷津田フォーラム代表)を交えての勉強会.
今後の自然保護に役立てよう!
 日時:2000年7月14日(金)18:00〜20:00
場所:ちば環境情報センター事務所
資料代:300円
主催:ちば・谷津田フォーラム
連絡先:ちば環境情報センター
ちば環境情報センター総会と懇親会(お知らせ)

日時:2000年6月10日(土) 10:00〜14:00
    総会10:00〜12:00,懇親会12:00〜14:00
会場:ちば環境情報センター事務所
※当日不参加の方は、委任状を提出してください。

編集後記:今年はクワの当たり年。あちこちでたくさんの赤い実が鈴なりです。そろそろ食べ頃、野鳥たちも待ちかねていた季節の到来です。(mud-skipper)